注意点

戒名の広告が度々出てきますが、そんなものに大金を費やすくらいならば、日蓮大聖人の仏法を一人でも多くの人に語ることへ時間と労力を費やしましょう


2013年1月15日火曜日

歎き 歓喜

法華経の第七に云く「我が滅度の後・後の五百歳の中に
閻浮提に広宣流布して断絶せしむること無けん」等云云、
予一たびは歎いて云く仏滅後既に二千二百二十余年を
隔つ何なる罪業に依つて仏の在世に生れず正法の四依
・像法の中の天台・伝教等にも値わざるやと、亦一たびは
喜んで云く何なる幸あつて後五百歳に生れて此の真文を
拝見することぞや(顕仏未来記、御書505ページ)


【通解】
法華経第7巻には「私(釈尊)が滅度した後、後の五百年のうちに、
この法華経を全世界に広宣流布して、断絶させてはならない」
(薬王菩薩本事品第23)と述べられている。

日蓮は一度は歎いて言う。
今は釈迦仏の滅後、すでに二千二百二十四年が経っている。
いったいどのような罪業があって、釈尊おられる時代に
生まれ合わせることができず、また、正法時代の四依の人
(迦葉・阿難や竜樹・天親等)にも、像法時代の天台大師や
伝教大師にも会えなかったのであろうかと。

また、一度は歓喜して言う。
いったいどのような福運があって、後の五百年である末法に
生まれ、この薬王品の真実の文を拝見することができたので
あろうかと。



日蓮大聖人の過去世は非常に興味深いです。

法華経に縁があったのは間違いありませんが、
もしかしたら逆縁だったのかもしれませんね。



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